国・県指定等文化財詳細
宋版尚書正義
宋版尚書正義
宋版尚書正義
宋版尚書正義
宋版尚書正義
宋版禮記正義
項目 | 内容 |
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文化資源区分 | 書跡・典籍・古文書 / 書跡・典籍 |
文化財区分 | 国 指定(国宝) 有形文化財(書跡) |
文化財名称 | 宋版尚書正義 |
文化財名称よみ | そうばんしょうしょせいぎ |
指定年月日 | 1955年06月22日 |
所在地 | 足利市昌平町 足利学校遺蹟図書館 |
市町等 | 足利市 |
所有者/管理者 | 足利市 |
公開状況 | 非公開 / 複製を常設展示 |
アクセス方法 | JR足利駅より徒歩約10分(史跡足利学校跡) |
概要 | 20巻・8冊 縦28.3センチ 横18.2センチ 中国南宋時代 上杉憲実寄進 中国古代の王朝である夏、殷(商)、周のまつりごとに関する記録を53章にまとめたもので、五経の一つ。前漢の孔安国が注をさらに唐時代に孔頴達が疏を付して『尚書正義』とした。「正義」とは王朝公認の解釈の意である。足利学校所蔵本は、南宋の孝宗(1127~94)の頃に刊行された世界最古のものである。 『尚書』は、元号「平成」並びに「昭和」の典拠となった。「平成」は、第29章「大禹謨」の禹王と舜帝の問答で舜帝の「帝曰兪地平天成六府三事允治萬世永頼時乃功」という部分の「地平らかに天成る」が出典である。「昭和」は、第1章「堯天」の「百姓昭明協和万邦」の「昭明にして万邦に協和す」が出典である。このように、現代社会においても活用されている。 巻頭上欄外には「此書不許出閫外憲実(花押)」や「足利學校公用也」、巻頭や巻末には「上杉安房守藤原憲実寄進(花押)」の墨書があり、上杉憲実が寄進した由緒、彼が書籍を公のものとして大切にするべきとしたことがよくわかる。 |
画像二次利用条件 | 著作権あり |
リンク | 史跡足利学校 |