国・県指定等文化財詳細

絹本著色 仏応禅師像

代表画像
絹本著色 仏応禅師像

項目 内容
文化資源区分 絵画 / 日本絵画(江戸時代以前)
文化財区分 国 指定 有形文化財(絵画)
文化財名称 絹本著色 仏応禅師像
文化財名称よみ けんぽんちゃくしょく ぶつおうぜんじぞう
指定年月日 1950年08月29日
所在地 大田原市雲岩寺
市町等 大田原市
所有者/管理者 雲巖寺
公開状況 非公開 / 東京国立博物館にて不定期
概要  仏応禅師は、諱を妙準、字を太平という。本頂相は、絹本着色で、縦103センチメートル、横58センチメートルの軸装である。画像は、若く恰幅のよい姿に描かれている。写実的な技法で精密であり、衣の線も和らかで、よくまとめられている。禅師の高徳の風格が偲ばれる画である。画の上方に「貞治癸卯(1363)九月二十四日」と制作年代が明記されている。
 仏応禅師は旧黒羽町大字大豆田の礒家に生れ、少年の頃、仏国国師の「湯薬侍者」となり、20歳で剃髪、諸国を行脚修養、建長寺に移ったが、後に雲巖寺に呼び戻され、仏国国師の印可を受け、雲禅師2世となった。嘉暦2年(1327)9月24日遷化された。世寿52歳であった。墓地は雲巖寺境内にある。
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