国・県指定等文化財詳細
鉄造薬師如来坐像 建治三年在銘
鉄造薬師如来坐像 建治三年在銘
鉄造薬師如来坐像 建治三年在銘
項目 | 内容 |
---|---|
文化資源区分 | 彫刻 / 彫刻 |
文化財区分 | 国 指定 有形文化財(彫刻) |
文化財名称 | 鉄造薬師如来坐像 建治三年在銘 |
文化財名称よみ | てつぞうやくしにょらいざぞう |
指定年月日 | 1952年07月19日 |
所在地 | 栃木市西方町金井 |
市町等 | 栃木市 |
所有者/管理者 | 薬師堂 |
公開状況 | 随時 / 臨時(問い合わせ要) |
アクセス方法 | 東武日光線「東武金崎駅」下車、タクシーで5分 |
概要 | 像高89.7cm 背面に建治3年(1277年)12月18日の銘があり、群馬県善勝寺の阿弥陀如来像や神奈川県大山寺の不動明王像などとともに、鎌倉時代の優れた鉄仏に属しています。 螺髪には施毛を刻み、髪ぎわは水平、心持ち面長で、両瞼は肉厚きためやや重たく、鼻・唇の表現はおおまかで静かな表情をしています。この像が鋳造された時期は、元寇のあった文永と弘安の間で、敵国降伏と五穀豊饒・衆病平癒・村里安全を祈願して鋳造したものと考えられています。 なお、台座も鉄造の四重蓮華座で元文五庚申10月吉日(1740年)の造立銘が陽鋳されています。これにより、江戸時代に天命の鋳工によって作られたことが、台座銘によって知ることができます。 |
画像二次利用条件 | 著作権あり |