国・県指定等文化財詳細
木造高峰顕日坐像
項目 | 内容 |
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文化資源区分 | 彫刻 / 彫刻 |
文化財区分 | 国 指定 有形文化財(彫刻) |
文化財名称 | 木造高峰顕日坐像 |
文化財名称よみ | もくぞうこうほうけんにちざぞう |
指定年月日 | 2009年07月10日 |
所在地 | 大田原市雲岩寺 |
市町等 | 大田原市 |
所有者/管理者 | 雲巖寺 |
公開状況 | 非公開 |
概要 | 木造、彩色、玉眼。雲巖寺開山高峰顕日(1241~1316)の像。臨済宗妙心寺派の禅刹、雲巖寺に安置される。 高峰顕日は後嵯峨天皇の皇子といわれ、建長寺をはじめ鎌倉の諸寺の住持を歴任し、門下には夢想疎石などの俊才を輩出した。諡は仏国国師。 生前に造られた像(寿像)と考えられるが、高峰顕日が亡くなる前年の正和4年(1315)に造立された神奈川・正統院の像(国指定重要文化財)が晩年の老相を示すのに対して、本像はより若い時期の姿を示し、制作時期もさらに遡る可能性が高い。 頭部の骨格には微妙な起伏があり、像主の姿をそのまま写し取ったかのような生き生きとした表情を示す。肖像彫刻の傑作として評価できる。 |
画像二次利用条件 | 著作権あり |