国・県指定等文化財詳細

剣 銘 久国 弘安三年三月日 附 金銅宝剣拵

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剣 銘 久国 弘安三年三月日 附 金銅宝剣拵
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剣 銘 久国 弘安三年三月日 附 金銅宝剣拵
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項目 内容
文化資源区分 工芸品 / 工芸品
文化財区分 国 指定 有形文化財(工芸品)
文化財名称 剣 銘 久国 弘安三年三月日 附 金銅宝剣拵
文化財名称よみ けん めい ひさくに こうあんさんねんさんがつひ つけたり こんどうほうけんごしらえ
指定年月日 1950年08月29日
所在地 日光市山内
市町等 日光市
所有者/管理者 東照宮
概要 長さ38.5センチ 身幅3.34センチ 重ね0.8センチ 目釘穴1個 鎌倉時代
 銘 表 久国 弘安三年三月日 裏 奉納日光山東照宮霊前慶安元年四月十七日太田備中守源資宗
 附 金銅宝剣拵
 寸長く身幅があり、両鎬造の頑丈な造込み、鍛えは板目流れて肌立ち、刃文は直刃ほつれ、刃縁は強い縞となって金筋を交え、元の方焼落しとなる。表裏はばき元より下へ、中央の稜線の左右に太い樋を彫る。磨上げ中心。銘は樋中にあり、裏銘の「奉納・・・霊前」の十文字は事故によって削りとられ、僅かに残痕をとどめている。
 この作者は、日向国或は大隅国に在住したとする粟田口久国の子に擬せられ、作品は古波平と同意と目されている。これには葵紋唐草毛彫を施した宝剣拵が附属しており、中心の銘に見るとおり、慶安元年(1648)4月東照宮33回神忌に際して太田備中守資宗から奉納されたものである。資宗は家康・秀忠・家光に歴任した。
画像二次利用条件 著作権あり
リンク 日光東照宮宝物館(日光東照宮HP)