国・県指定等文化財詳細
南蛮胴具足
南蛮胴具足
南蛮胴具足
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 文化資源区分 | 工芸品 / 工芸品 |
| 文化財区分 | 国 指定 有形文化財（工芸品） |
| 文化財名称 | 南蛮胴具足 |
| 文化財名称よみ | なんばんどうぐそく |
| 指定年月日 | 1959年06月27日 |
| 所在地 | 日光市山内 |
| 市町等 | 日光市 |
| 所有者/管理者 | 東照宮 |
| 公開状況 | 公開（有料） / 東照宮宝物館にて常設展示 |
| 概要 | 南蛮胴 裾黒糸素懸威 胴高42.0センチ 草摺高22.0センチ 兜鉢高21.5センチ 徳川家康が関ヶ原の戦いに着用したと伝える具足で、桃山時代の作である。 火縄銃の伝来により、従来の伝統的な胴丸の形式に改変が加えられて当世具足が生まれたが、その一種として新たに舶来した西欧甲冑の部分を転用したり、模倣して出来た南蛮銅具足が、当時の武将にもてはやされた。 この具足は二枚で、前面にしのぎが立ち、線彫りに銀象嵌を施し、兜はため塗りの桃実型である。肩当ては前後二枚の半月型の板金を鋲留めにし、これらは西洋甲冑から転用したものである。これに古式の頬当てや、桐紋散らしの籠手を具し、異風な中にも武張った仕立てにしてある。 これを収めた銅製の外箱には「関原御陣御着用御具足」と墨書され、その由緒を伝えている。 なお、具足櫃は山伏笈形の背負櫃で、麻糸をよった負い綱が附属している。 2024年5月、「日光の社寺」世界遺産登録25周年を記念し、同甲冑をモチーフにしたガンプラ「MG 1/100 武者ガンダムMk-Ⅱ 徳川家康南蛮胴具足Ver.」が製作された。 |
| 画像二次利用条件 | 著作権あり |
| リンク | 日光東照宮宝物館（日光東照宮HP） |
| リンク | MG 1/100 武者ガンダムMk-II 徳川家康 南蛮胴具足Ver.（BANDAI Hobby SITE） |
