国・県指定等文化財詳細

紺紙金字法華経

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紺紙金字法華経
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紺紙金字法華経
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項目 内容
文化資源区分 書跡・典籍・古文書 / 書跡・典籍
文化財区分 国 指定 有形文化財(書跡)
文化財名称 紺紙金字法華経
文化財名称よみ こんしきんじほけきょう
指定年月日 1950年08月29日
所在地 日光市山内
市町等 日光市
所有者/管理者 輪王寺
概要 縦23.3センチ 全長930.0センチ
各巻表紙(後補)は紺紙に金銀箔を散らし、見返(制作当時のもの)には金泥で釈迦説法図を描いている。本文には紺紙に金字をもって書写しているが、各巻筆者を別にして1部8巻を完存している。各巻の奥書に「大治4年(1129)7月13日、為藤原清衡1日之中書写了」とあり、即ち藤原清衡の菩提のために急いで書写した供養経そのもので、奥州藤原氏に関する稀少な遺存資料の一つとして注目をひくところであり、保存も良好である。
さらに、各巻には白紙をついで、跋文(あとがき)を記しており、これによれば筆者を西行法師としているが、妥当ではない。
なお、箱書に天和3年(1683)4月、幕臣中坊秀時が大猷院廟宝前に献上の旨を記して、その伝来を明らかにしている。
画像二次利用条件 著作権あり
リンク 日光山輪王寺