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宋版唐書列伝残巻 第十七・第二十二冊 上杉憲実寄進記

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宋版唐書列伝残巻 第十七・第二十二冊 上杉憲実寄進記

項目 内容
文化資源区分 書跡・典籍・古文書 / 書跡・典籍
文化財区分 国 指定 有形文化財(書跡)
文化財名称 宋版唐書列伝残巻 第十七・第二十二冊 上杉憲実寄進記
文化財名称よみ そうばんとうしょれつでんざんかん
指定年月日 1976年06月05日
所在地 足利市昌平町
市町等 足利市
所有者/管理者 足利市
公開状況 非公開
アクセス方法 JR足利駅から徒歩約10分(史跡足利学校跡)
概要  縦(各)26.5㎝ 横(各)17.2㎝
 上杉憲実 寄進本
 109巻を現存する。宋の欧陽脩、宋祁が勅を奉じて撰したもの。南宋初年刊本22冊である。唐書は旧唐書を改編した正史で、北宋の嘉祐五年(1060)六月天子に進呈したもので、戦前岩崎氏静嘉堂に伝わっている同種本、中華民国に伝来していた同種本、ともに北宋嘉祐本といわれ、慶応の尾崎康氏の調査によって刻工姓名から紹興年間の刊本であることが明確になったものである。本書は久しい間埼玉県下の旧家に死蔵されてあったものを、長沢博士の手で足利学校に戻されたものである。
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