国・県指定等文化財詳細
紺紙金泥 般若心経(足利満兼筆)
項目 | 内容 |
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文化資源区分 | 書跡・典籍・古文書 / 書跡・典籍 |
文化財区分 | 国 指定 有形文化財(書跡) |
文化財名称 | 紺紙金泥般若心経 足利満兼筆 |
文化財名称よみ | こんしきんでいはんにゃしんきょう あしかがみつかねひつ |
指定年月日 | 1950年08月29日 |
所在地 | 日光市山内 |
市町等 | 日光市 |
所有者/管理者 | 輪王寺 |
概要 | 縦26.0センチ全長77.3センチ 紺紙金泥の般若心経で、奥書に「応永13年11月12日左兵衛督源朝巨満兼(花押)」とあるように、鎌倉公方であった足利満兼の書写経として注目を引いているものである。見返の金泥絵も時代相応の特徴をよく伝えている。満兼は応永5年(1398)、鎌倉公方を継ぎ、同16年に32歳で早世しているから、この写経は遺品の少ない中に、満兼の仏心の深かった因縁からであろう。 満兼は、足利氏満の長子、関東公方としてその運命は数奇に富み、法名を道安勝光院と号する。また、本経が日光山に伝来した理由については、彼の末弟大僧正満守が日光山36世の座主であったことによるものかと思われる。 |
画像二次利用条件 | 著作権あり |
リンク | 日光山輪王寺 |