国・県指定等文化財詳細

紙本墨書 東照権現祝詞(伝 春日局筆)

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紙本墨書 東照権現祝詞(伝 春日局筆)
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紙本墨書 東照権現祝詞(伝 春日局筆)
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項目 内容
文化資源区分 書跡・典籍・古文書 / 古文書
文化財区分 国 指定 有形文化財(古文書)
文化財名称 紙本墨書 東照権現祝詞(伝 春日局筆)
文化財名称よみ しほんぼくしょ とうしょうごんげんのりと(でん かすがのつぼねひつ)
指定年月日 1950年08月29日
所在地 日光市山内
市町等 日光市
所有者/管理者 輪王寺
最新公開情報 輪王寺宝物殿「家康公と輪王寺ー東照大権現の仏教祭祀」(2023年9月28日(木)~11月28日(火))にて特別展示中
概要  本書は、徳川家光の乳母春日局が東照宮の神前に捧げたものと伝えられている。家光が徳川家3代目の将軍となったことはもとより、数度の病気も平癒し、江戸城の普請も無事竣工したのは、ひとえに東照権現守護の力であると奉謝し、なお、将軍家の限りない幸福を祈願していることなど春日局でなければ書けないような詳しい因縁を記しており、局自身が記した祝詞草稿とみられる。
 春日局は寛永17年(1640)上洛し、その帰途日光山に登っているので、おそらくその際東照宮の神前でよみ、これを献じたものであろう。当時春日局は62歳であった。春日局は俗名阿福、明智光秀の家臣斎藤利三の娘で、初め稲葉正成に嫁し、正勝・正利を生み離別、元和6年(1620)家光が生まれると乳母となった。家光の将軍継承に尽力したため信任殊にあつく、のち春日局の称をたまわり、従三位から従二位に進められた。寛永20年(1643)9月65歳で没している。
画像二次利用条件 著作権あり
リンク 日光山輪王寺