国・県指定等文化財詳細
ジャガマイタ
間々田のじゃがまいた
間々田のじゃがまいた
項目 | 内容 |
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文化資源区分 | 民俗資料(有形・無形) / 民俗資料(無形) |
文化財区分 | 国 指定 無形民俗文化財 |
文化財名称 | 間々田のじゃがまいた |
文化財名称よみ | ままだのじゃがまいた |
指定年月日 | 2019年03月28日 |
所在地 | 栃木県小山市間々田 |
市町等 | 小山市 |
所有者/管理者 | 間々田のじゃがまいた保存会 |
公開状況 | 公開 / 毎年5月5日開催 |
概要 | 間々田の町内ごとに製作した七つの巨大な蛇体を一堂に会したのち、各町内をそれぞれに練り歩くもので、勇壮にして圧巻であり、龍や蛇をモチーフとした大規模祭礼としても地域的な特色が豊かである。 作り物の蛇体で邪気を祓ったり、災厄を託して送ったりする形態を今日に伝えており、関東におけるこの種の行事の典型例の一つ。また、降雨を祈る雨乞いの要素もみられ、我が国の除災儀礼や農耕祭事、あるいは都市化に伴う祭礼行事を考えるうえでも重要である。 各町内では蛇よせと称し、蛇体を担いで「ジャーガマイタ、ジャガマイタ」と囃し立てながら、間々田八幡宮へと向かう。蛇が集結すると、蛇あげといって一体ずつ社殿までの階段を威勢よく上り、拝殿前に並んで祈祷を受ける。次いで境内にある弁天池に順次移動し、水呑みと称して水を飲ませる所作がある。場合によっては、そのまま担ぎ手全員で池に入って練り廻る。 蛇体は再び各町内へと戻る。これを蛇練りというが、厄払いの意味があるとされている。蛇練りは、決められた場所で休憩を取りつつ、延々と町内を練り歩く。終わると蛇体は切断するなどして処分される。かつては村境に捨てたり、川に流すなどしていたという。 |
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