国・県指定等文化財詳細
下野国分尼寺跡
下野国分尼寺跡
復元VR
項目 | 内容 |
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文化資源区分 | 史跡・名勝 / 史跡 |
文化財区分 | 国 指定 記念物(史跡) |
文化財名称 | 下野国分尼寺跡 |
文化財名称よみ | しもつけこくぶんにじあと |
指定年月日 | 1965年04月09日 |
所在地 | 下野市国分 |
市町等 | 下野市 |
所有者/管理者 | 下野市 |
公開状況 | 公開 / 常時可能 |
アクセス方法 | 宇都宮線小金井駅下車、車で10分 |
概要 | 下野国分尼寺跡は、下野国分寺跡の西方約600メートルにあり、同じく聖武天皇の詔によって建てられた国立の寺院です。 伽藍(寺の建物)配置も国分寺と同様に東大寺式ですが、塔は造られていません。昭和39年度から43年度にかけての発掘調査によって、建物の規模は、金堂が間口7間(21m)×奥行4間(12.1m)で、擬灰岩の礎石を持つ瓦葺きの建物であることがわかりました。また、講堂の北側には尼たちが日常生活を営む尼房という建物も見つかっています。 さらに、平成5年度から10年度にかけて、寺院の範囲を確認するための発掘調査が実施されました。その結果、全体の規模は南北約270m、東西約145mで、その東側に南北約211m東西約52mの張りだし部分があることがわかりました。伽藍の周りの土地がどのように利用されていたのかは、国分寺も尼寺もまだよくわかっていません。 現在、尼寺は史跡公園として整備され、建物の基壇が表示してあります。 |
画像二次利用条件 | 著作権あり |