国・県指定等文化財詳細
華厳瀑及び中宮祠湖(中禅寺湖)湖畔
華厳瀑及び中宮祠湖(中禅寺湖)湖畔
華厳瀑及び中宮祠湖(中禅寺湖)湖畔
華厳瀑及び中宮祠湖(中禅寺湖)湖畔
華厳瀑及び中宮祠湖(中禅寺湖)湖畔
項目 | 内容 |
---|---|
文化資源区分 | 史跡・名勝 / 名勝 |
文化財区分 | 国 指定 記念物(名勝) |
文化財名称 | 華厳瀑及び中宮祠湖(中禅寺湖)湖畔 |
文化財名称よみ | けごんばくおよびちゅうぐうしこ(ちゅうぜんじこ)こはん |
指定年月日 | 1931年03月30日 |
所在地 | 日光市中宮祠 |
市町等 | 日光市 |
所有者/管理者 | 栃木県 |
概要 | 中禅寺湖畔の各地と上野島・白雲の滝・華厳の滝をふくむ大谷川の上流地域で、面積は約166ヘクタールである。 中禅寺湖は男体山の溶岩流によってできた堰止め湖で、東西6.5キロ南北三キロで面積は約1200ヘクタールで、水面の海抜は1269メートルである。 もっとも深いところは上野島という県内唯一の小島の北東で、172メートルあり、日本の湖では第七番目に深い。この深さは華厳の滝の底よりもはるかに低い。透明度は昭和五四年夏には10メートルで、全国では10位にあたる。南岸には八丁出島という半島がある。 華厳の滝は中禅寺湖の出口である大尻から東に0.5キロのところにあり、石英斑岩の浸食面を覆う男体溶岩にかかり、滝の高さは約99メートル、幅は上部で10メートル、滝壺の深さは20メートルである。主滝の両側に数条の小さな滝があるが、これは溶岩からしみ出したものであって、滝の長さは42メートル幅は5.5メートルである。 湖畔には伝説の地が多く、森林はミズナラとカエデ類にブナが少しまじる落葉紅葉樹林で、所々に常緑のウラジロモミの大木が入っていて、春の新緑と秋の紅葉(10月中旬)が美しい。また中宮祠にはオオヤマザクラの並木があり、5月10日頃に満開になる。中禅寺湖の東端から遊覧船が出ており、周遊が出来るし、貸しボートや貸しモーターボートもある。西岸の千手が浜には、北西から車でも遊覧船でも行ける。ここから見た男体山の影を落とす湖の眺めもよい。もともと、この湖水には魚類が住んでいなかったが、明治6年から魚類の放流が行われた。 湖岸、特に北東岸には売店・茶店・旅館が軒を連ねており、湖岸の夏は17~18度と冷涼であるから、古くから各国の大使館の別荘なども多い。立木観音のある歌が浜から見た男体山の姿もまた格別である。 |
画像二次利用条件 | 著作権あり |