国・県指定等文化財詳細
名草の巨石群
項目 | 内容 |
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文化資源区分 | 動物・植物・鉱物等 / 鉱物・岩石・化石 |
文化財区分 | 国 指定 記念物(天然記念物) |
文化財名称 | 名草の巨石群 |
文化財名称よみ | なぐさのきょせきぐん |
指定年月日 | 1939年09月07日 |
所在地 | 足利市名草上町 |
市町等 | 足利市 |
所有者/管理者 | 足利市厳島神社 |
公開状況 | 公開 |
アクセス方法 | JR足利駅から車で約20分 |
概要 | 厳島神社境内の奥、弁天沢の中にある。神社境内の弁慶割石、御供石、奥の院の御船石、石割楓が著名。 あらい節理をもった粗粒の花崗岩が節理にそって玉ねぎ状に風化し、次いで水に洗われた結果節理間の核心部が球状に残留し、巨岩の累積した形になったものである。方丈節理をもつ粗粒花崗岩に特有の風化現象を示す資料として貴重である。 巨岩群をつくる花崗岩体は直径1.5kmの岩株状で、主な鉱物組成は石英30~40%、斜長石33~52%、カリ長石16~19%、黒雲母6~7%で花崗閃緑岩と呼ぶべきものといわれる。 弁天沢の水底に光る金色の小粒は花崗岩由来の黒雲母である。また、周辺の堆積岩と花崗岩体との接触部には各種のホルンフェルスがみられる。 |
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