国・県指定等文化財詳細
金谷ホテル本館
金谷ホテル本館
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 文化資源区分 | 建造物 / 建造物 |
| 文化財区分 | 国 登録 有形文化財（建造物） |
| 文化財名称 | 日光金谷ホテル本館 |
| 文化財名称よみ | にっこうかなやほてるほんかん |
| 指定年月日 | 2005年11月10日 |
| 所在地 | 日光市上鉢石町 |
| 市町等 | 日光市 |
| 所有者/管理者 | 金谷ホテル株式会社 |
| 概要 | 木造（一部大谷石造）３階建。明治26年建築、昭和11年増改築。 明治26年、神橋高台に半壊状態になっていた建築途中の三角ホテルを買収し、手を入れて純洋風の金谷ホテルとして開業したのが、現在の本館2・3階部分。開業当初は、現在のメインダイニングがロビー、小食堂が当時のメインダイニング、客室は1番から35番までとなっていた。スナックバーの部分は、開業から数年後につくられた庭に続くベランダであった。現在残る、ダイニングや小食堂の円柱や柱頭彫刻も、開業後数年のうちに出来たものと思われる。そのほかにも、2階廊下の大きな鏡、階段の赤いランプ、ダイニングのサイドボードなど、明治時代から使われつづけている家具や装飾品が多数ある。 昭和11年、それまで進められていた地下増築を完成させ、そののち現在のロータリー部分の掘り下げ工事を終了させ、現在の外観が完成した。回転扉は、その数年前に現2階に当たる玄関部分に取り付けられていたものを利用したようだ。本館1階は大谷石が多く使用され、フランク・ロイド・ライト風の彫刻が施された暖炉などが特徴。 |
| 画像二次利用条件 | 著作権あり |
