国・県指定等文化財詳細

栃木市嘉右衛門町伝統的建造物群保存地区

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栃木市嘉右衛門町伝統的建造物群保存地区
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項目 内容
文化資源区分 建造物 / 建造物
文化財区分 国 選定 伝統的建造物群
文化財名称 栃木市嘉右衛門町伝統的建造物群保存地区
文化財名称よみ とちぎしかうえもんちょうでんとうてきけんぞうぶつぐんほぞんちく
指定年月日 2012年07月09日
所在地 栃木市嘉右衛門町
市町等 栃木市
公開状況 公開 / 建物内部は施設により、部分的に公開
アクセス方法 東武日光線栃木駅より徒歩20分
概要  保存地区は、栃木宿の北側、日光例幣使道に沿って、平柳新地、嘉右衛門新田村など、近世初期に開発された村々が発展してできた町並みです。現在の嘉右衛門町及び泉町にあたり、旧日光例幣使道沿いの町並みを基本とする東西約320m、南北約650m、面積約9.6haの範囲です。
 旧日光例幣使道に沿って見世蔵や土蔵をはじめとする江戸末期から昭和前期頃にかけての伝統的な建造物が群としてよく残り、地形に沿って湾曲する道、巴波川、翁島や陣屋跡の緑等と共に特徴的な歴史的風致をつくり上げています。
 天正期(1573~1592)に足利から移り住んだ岡田嘉右衛門によって開発されたと伝わる嘉右衛門新田村には、畠山藩の陣屋も置かれました。また、平柳新地には、江戸初期に開かれた巴波川の舟運に伴って早くから河岸が設けられました。嘉右衛門新田村や平柳新地の日光例幣使道沿いに商家が進出し始めるのは、江戸中期以降であり、その職種は多種多様でしたが、麻を扱う店舗が多くみられ、江戸末期から明治期にかけて栃木を北関東有数の商業都市に導いていく基盤となりました。明治22年(1889)の町村制実施によって、周辺の村々とともに栃木町に編入され、名実共に地域の商業活動の一翼を担うようになりました。
画像二次利用条件 著作権あり