国・県指定等文化財詳細
紙本淡彩 百福百禄図
紙本淡彩 百福百禄図
項目 | 内容 |
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文化資源区分 | 絵画 / 日本絵画(明治時代以降) |
文化財区分 | 県 指定 有形文化財(絵画) |
文化財名称 | 紙本淡彩 百福百禄図 |
文化財名称よみ | ひゃっぷくひゃくろくず |
指定年月日 | 1967年12月22日 |
所在地 | さくら市氏家 |
市町等 | さくら市 |
概要 | 百福図は様々な行事・風習を100人のおかめ顔で表現したもので、婚礼の応対・準備に忙しい女性たち、市井の女性、露天で羽子板や日用雑器、野菜を売る女性と客、三味線を弾き、歌や踊りの女遊芸人たち。それらが皆おかめで表現されている。縁起物の熊手におかめの面を手にしているのもおかめである。ユーモアと洒脱、庶民感覚の躍動している牧陵73才、晩年の精力的な作品である。 百禄図は約100頭の様々な姿の鹿を描いたもので、禄と鹿をかけたのだろう。近くは的確に、中景は生き生きと活動的に、後方は山野に遊ぶ鹿の群れを軽妙な筆致で描いている。後方の小高い頂きには「牧陵松」を添えた、のどかで平和な祝福画である。 牧陵の描く脱俗の松は「牧陵松」と呼ばれ、「百寿図」を加えて本来、三幅対となる作品である。 |
画像二次利用条件 | 著作権あり |