国・県指定等文化財詳細
紙本著色 男体山伝説図
項目 | 内容 |
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文化資源区分 | 絵画 / 日本絵画(江戸時代以前) |
文化財区分 | 県 指定 有形文化財(絵画) |
文化財名称 | 紙本著色 男体山伝説図 |
文化財名称よみ | しほんちゃくしょくなんたいさんでんせつず |
指定年月日 | 1968年08月27日 |
所在地 | さくら市押上 |
市町等 | さくら市 |
概要 | 日光二荒山の神は大蛇、上州赤城の神は百足となって神戦となり、大蛇は戦況不利となった。二荒の神に夢のお告げが有り、二荒の神・有宇中将の孫で弓の名人、小野猿麻呂を陸奥より呼び寄せた。猿麻呂は、百足を強弓で射ち伏せ、日光山に平和が戻ったという日光山の神話を画材にした小泉斐の晩年の作品。中禅寺湖畔にそびえる霊峰男体山を遠近法で写実的に描き、有宇中将の化身は竜蛇となり、湖中より出現して、男体山上の猿麻呂の姿を追っている。写実と神話のロマンを巧みに調和させている。文化文政期に斐は当地方に遠近法、写実主義の新画法をいち早く伝えた画人であり、先覚者である。 |
画像二次利用条件 | 著作権あり |