国・県指定等文化財詳細
絹本著色 聖宝僧正渡一條大路図
絹本著色 聖宝僧正渡一條大路図
項目 | 内容 |
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文化資源区分 | 絵画 / 日本絵画(明治時代以降) |
文化財区分 | 県 指定 有形文化財(絵画) |
文化財名称 | 絹本著色 聖宝僧正渡一條大路図 |
文化財名称よみ | けんぽんちゃくしょく しょうほうそうじょういちじょうおおじをわたるのず |
指定年月日 | 1978年07月07日 |
所在地 | 佐野市大橋町 佐野市郷土博物館 |
市町等 | 佐野市 |
所有者/管理者 | 佐野市 |
公開状況 | 事前連絡が必要 |
アクセス方法 | JR両毛線佐野駅車10分 東武佐野線佐野市駅徒歩15分 東北自動車道佐野インター車25分 |
概要 | 聖宝(832~909)は天智天皇の子孫葛声王の子で恒蔭王と名乗る。16歳で東大寺に入り出家する。その後、醍醐寺を開き、東寺別当・東大寺別当等の要職につく一方、修験道への助力も行った。のち、理源大師の称号が贈られた。 この図は『宇治拾遺物語』の中の説話を画題にしたものである。名僧聖宝が若いころ、人に施すことをしない貪欲な役僧を諫めようとして、無理な注文を進んでうける。賀茂祭の日、褌一つに干鮭の太刀をつけた裸姿で雌牛にのり名乗りをあげながら、一条大路を渡るというものであったが、彼は実行し、役僧に供物を分配させたという話しである。明治35年鞆音38歳の作品である。 |
画像二次利用条件 | 著作権あり |