国・県指定等文化財詳細

木造 聖徳太子像(南無仏太子像)

代表画像
木造 聖徳太子像(南無仏太子像)

項目 内容
文化資源区分 彫刻 / 彫刻
文化財区分 県 指定 有形文化財(彫刻)
文化財名称 木造 聖徳太子像(南無仏太子像)
文化財名称よみ もくぞうしょうとくたいしぞう
指定年月日 1971年02月16日
所在地 真岡市高田
市町等 真岡市
所有者/管理者 専修寺
アクセス方法 真岡鉄道久下田駅より車利用約10分
概要 桧材、木彫立像 高さ52㎝ 肩巾16cm 制作年代:鎌倉時代と伝う 作者名:見真大師と伝う

 寄木、玉眼、合掌の手首は別木。小児等身、上半身裸体のまま合掌し、裾の長い裙をつけている。紅色の裙の筈であるが、黒く塗られている。見るからに太った柔らかい小児の肉体で、その表情もあどけない。これは太子ニ歳の像であろう。太子は御誕生の後、挙を固めて開き給わず、二歳になられた時初めて挙を開き、西方に向って合掌し、南無仏と頂仏し給うたが、その挙には数粒の舎利があったというのは「太子伝」の説くところである。
 専修寺境内の南方500m現寿松寺墓地にかつて太子堂があったが、そこに本尊として本像が安置されてあったものであり、現在は宝物院に納められている。今の太子堂は後に建てられたものである。
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リンク 真宗高田派 本寺専修寺