国・県指定等文化財詳細
木造 慈覚大師坐像
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 文化資源区分 | 彫刻 / 彫刻 |
| 文化財区分 | 県 指定 有形文化財(彫刻) |
| 文化財名称 | 木造 慈覚大師坐像 |
| 文化財名称よみ | もくぞうじかくだいしざぞう |
| 指定年月日 | 1977年02月15日 |
| 所在地 | 日光市山内 【Google Maps】 |
| 市町等 | 日光市 |
| 所有者/管理者 | 輪王寺 |
| 概要 | 像高83㎝ 寄木造り ヒノキ製 慈覚大師円仁(794-864)は、下野国都賀郡の出身で、延暦寺に登り伝教大師最澄に師事、入唐の後に第三世延暦寺座主となり、名実ともに日本天台宗を大成した高僧である。 日光山への来山伝説があり、日光山中興の祖ともいわれる。その真偽はともかく、日光山は早くから天台系の寺院として興隆したことがわかる。 本像は、衲衣の上に袈裟をかけ、結跏跌坐して法界定印を結んだ慈覚大師円仁の姿であり、傑僧の風貌をつぶさに伝えた名彫刻である。内面の墨書銘により、京都七条仏師法橋道節と同花井善之烝が延宝四年(1676)に造ったことがわかる。また、花井善之烝は法華経を読経しながらこの像を仕立てたとも記されている。 |
| 画像二次利用条件 | 著作権あり |
| リンク | 日光山輪王寺 |