国・県指定等文化財詳細
刀 無銘(伝宝寿)
刀 無銘(伝宝寿)
刀 無銘(伝宝寿)
項目 | 内容 |
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文化資源区分 | 工芸品 / 工芸品 |
文化財区分 | 県 指定 有形文化財(工芸品) |
文化財名称 | 刀 無銘(伝宝寿) |
文化財名称よみ | かたなむめい(でんほうじゅ) |
指定年月日 | 1982年06月25日 |
所在地 | 宇都宮市馬場通り |
市町等 | 宇都宮市 |
所有者/管理者 | 二荒山神社 |
概要 | この刀は、宇都宮二荒山神社で無名伝宝寿作として享保10年宇都宮城主戸田忠真の子戸田忠久から奉納され社宝となっている。 目くぎ穴が3箇ありかなりの前刀をすりあげたものと思われるが姿もよく鍛えも古く板目に綾形風に柾がかり奥州鍛えの特徴もある。帽子掃きこみ出来もよい。 金像嵌は奉納のもので戸田山城守忠真は宝永7年に越後より宇都宮城主となったもので養子越前守忠余(弟忠章の子)が名跡をつぎ忠真実子忠久は忠余の養子となったが早世したため忠余の子忠温が名跡をついでいる。奉納者は早世した忠久であるが奉納の趣旨は定かでない。 ついている打刀拵は勒が黒蝋色で金具も一庫揃っており保存に値するものである。 |
画像二次利用条件 | 著作権あり |