国・県指定等文化財詳細

満願寺本堂(大御堂)

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満願寺本堂(大御堂)
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満願寺山門
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項目 内容
文化資源区分 建造物 / 建造物
文化財区分 県 指定 有形文化財(建造物)
文化財名称 満願寺本堂(大御堂)
文化財名称よみ まんがんじほんどう
指定年月日 1976年08月27日
所在地 栃木市出流町
市町等 栃木市
所有者/管理者 満願寺
公開状況 公開
アクセス方法 栃木駅からバス出流観音行き終点下車
概要  満願寺は出流山千寺院と号し、出流山の中腹に位置していて、葛生の石灰採石場を越して山深く入ると楼門が迎えてくれます。本堂までの参道には多数の堂社が建ち、最も奥の高地に本堂の大伽藍が造堂されています。開山は天平勝宝2年(750)勝道上人と伝えられています。
 現在の本堂は宝暦15年(1765)頃に完成されたと推察され、五間四方、向拝三間つきの入母屋造り銅板葺きの建造物です。
 内部は内陣、外陣に分かれていますが、当初の外陣は吹抜けで、内外陣の境には格子戸が存在したことが痕跡の調査から判明しています。側面の内陣側連子窓も当初は板壁であった可能性があります。構造、手法とも本格的な仏殿様式で、壮大な規模と江戸時代後期の装飾手法の特徴がよく表れています。