国・県指定等文化財詳細

大畑家の手書き武者絵のぼり製作

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大畑耕雲
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大畑家の手書き武者絵のぼり製作
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大畑家の手書き武者絵のぼり製作
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大畑家の手書き武者絵のぼり製作
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大畑武者絵資料館
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項目 内容
文化資源区分 無形文化財 / 無形文化財
文化財区分 県 指定 無形文化財(工芸技術)
文化財名称 大畑家の手書き武者絵のぼり製作
文化財名称よみ おおはたけのてがきむしゃえのぼりせいさく
指定年月日 2015年09月24日
所在地 芳賀郡市貝町大字田野辺
市町等 市貝町
所有者/管理者 大畑英雄
公開状況 公開
アクセス方法 真岡鐵道市塙駅から約6キロ。車で10分
概要  大畑家はもともと代々紺屋を営んでおり、元禄期に江戸本所に店を出したのが最初と伝わっている。絵のぼり製作は、初代耕雲を名乗る大畑安治が明治22年に始めたといわれている。
 その後は、大畑家は代々武者絵のぼり製作を行っており、二代目である大畑力三が二代目の耕雲を名乗り、現在に伝わる武者絵のぼり製作を確立した。
 武者絵製作に特化したのはこの二代耕雲の代であり、現在の三代耕雲に継承されている。
 大畑家の武者絵のぼり製作は型染めと手書きの2種あるが、このうちの手書きについて無形文化財に指定するものである。
 なお、型染めは現在廃れて捺染(シルクスクリーン)に変化している。
 図柄には人物として、八幡太郎義家、源義経、上杉謙信、武田信玄、那須与一、太閤秀吉、加藤清正、徳川家康、三加太(1枚に豊臣秀吉、加藤清正、福島正則を描く)があり、それ以外にも鍾馗と高砂がある。
 武者絵のぼりの寸法は、5.4m×0.88mと6.3×0.88m、7.2m×0.88m、9.1m×1.1m、5.4m×3.4mの5種が基準で、材質は綿布である。
 保持者である2代及び3代耕雲は逝去しているが、大畑武者絵資料館で作品を見ることができる。