国・県指定等文化財詳細
藍染め甕場
日下田邸(染色工房兼用)
項目 | 内容 |
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文化資源区分 | 民俗資料(有形・無形) / 民俗資料(有形) |
文化財区分 | 県 指定 有形民俗文化財 |
文化財名称 | 藍染め甕場 |
文化財名称よみ | あいぞめかめば |
指定年月日 | 1996年08月20日 |
所在地 | 芳賀郡益子町益子 |
市町等 | 益子町 |
概要 | 日下田家は、同家に残る伝承によれば江戸後期から続いた染色業者で、草木染の技術及び本甕場を代々継承している。 建物内部の西側に梁で支えた空間を造り、土間に容積180Lの常滑焼の藍甕を72個規則的に埋め、周囲を三和土と呼ばれる技法で固めている。4個の藍甕をひとつの単位とし、その中央に火床と称する穴を設け、藍の発酵建に必要な温度を保つために半年間オガクズやモミガラを燃やしている。72個の藍甕は200年間の使用にも堪え、しかも地震等による破損も見られず現在も藍の華を咲かせ続けている。 なお、建造物として見ても、甕場と住居が一体となった紺屋の旧態を留める貴重なものであり、日下田邸として県の文化財指定を受けている。 |