国・県指定等文化財詳細

風見の神楽

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風見の神楽
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風見の神楽
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項目 内容
文化資源区分 民俗資料(有形・無形) / 民俗資料(無形)
文化財区分 県 指定 無形民俗文化財
文化財名称 風見の神楽
文化財名称よみ かざみのかぐら
指定年月日 1977年07月29日
所在地 塩谷郡塩谷町風見
市町等 塩谷町
所有者/管理者 岩戸神楽保存会
公開状況 年1回4月の第1日曜日
アクセス方法 玉生-宇都宮線(玉生車庫⇔宇都宮駅)の風見入口停留所で下車。徒歩約10分
概要 県指定無形民俗文化財
 毎年、4月の第一日曜日に東護神社(風見)の例祭に奉納されている。栃木県の太太神楽の中でも古い歴史と伝統をほこるものの一つである。
 神楽が伝わったのは、元和2年(1616)で最初、神官の手で代々受け継がれていたが、明治12年(1879)に一時中断されたところ、明治13年頃(1880)悪疫が蔓延したため、明治23年(1890)に再開された。その後、大正6年(1917)、神官(小島光永)が氏子の長男に伝授し、今日に至っている。
この神楽の演目は、「総礼の舞」にはじまり、「岩戸の舞」を中心演目とし、「大黒の舞」で終わる36座の神楽で、神田流岩戸神楽の流れをくむものである。
 この神楽の見どころは、古事記の神話を黙劇化した岩戸開きのシーンで、勇壮かつ壮大に演じられる。また、エビス舞はエビス様が鯛を釣り上げるユーモラスな舞である。なお、笛・太鼓・踊りはすべて口伝で伝えられている。