国・県指定等文化財詳細
塩原平家獅子舞
塩原平家獅子舞
項目 | 内容 |
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文化資源区分 | 民俗資料(有形・無形) / 民俗資料(無形) |
文化財区分 | 県 指定 無形民俗文化財 |
文化財名称 | 塩原平家獅子舞 |
文化財名称よみ | しおばらへいけししまい |
指定年月日 | 1977年07月29日 |
所在地 | 那須塩原市中塩原 |
市町等 | 那須塩原市 |
所有者/管理者 | 平家獅子舞保存会 |
公開状況 | 公開 / 7月妙雲寺・9月八幡宮にて奉納 |
アクセス方法 | JRバス「逆杉」バス停 |
概要 | 県指定無形民俗文化財 寿永年間(1182~1184)、平家は木曽義仲のために都を追われ、その時亡き清盛の腹心であった平貞能は一門の命運を予知して東国へ逃れました。一行は平重盛公の遺骨を奉持し、その妻得子や姥らとともに妙雲寺に居を移し、重盛公の守本尊であった釈迦牟尼仏像を安置して一門の冥福を祈り、かつて栄光をもたらした獅子舞をその霊前に奉納しました。この獅子舞が現在まで伝えられたと言われています。 この獅子舞は、本県下に広く分布している関白流を名乗る一人立三匹獅子舞で、その舞は「平庭」「巻よせ」「弓くぐり」の三形式からなり、7月に妙雲寺、9月に塩原八幡宮でそれぞれ奉納されています。 また、この獅子舞においては、享和二年(一八〇ニ)の「上塩原風祭花帳」や「獅子入用割合帳」など江戸期の関係文書約二〇点をはじめとし、明治、大正、昭和の獅子舞記録が数多く保存されているため、獅子舞の歴史やこれにまつわる民俗研究の手がかりとなっています。くわえて、八幡宮境内にあるこの獅子舞のための楽屋(東小屋)や、これに張りめぐらす文化十年(一八一三)地元製の「一の谷」の大絵幕も貴重な民俗資料です。 |
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