県内文化資源詳細

日光御旅館御運動之図

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日光御旅館御運動之図

項目 内容
文化資源区分 絵画 / 日本絵画(明治時代以降)
名称 日光御旅館御運動之図
所在地 栃木県宇都宮市睦町2-2
所有者/管理者 栃木県立博物館
公開状況 施設にお問い合わせください
最新公開情報 栃木県立博物館「近代皇室と栃木~とちぎ御用邸ものがたり~」(2023年10月7日(土)~11月26日(日))にて展示中
概要  明治天皇の第六皇女・常宮昌子内親王と第七皇女・周宮房子内親王が日光朝陽館(現輪王寺本坊)で過ごす様子を描いた掛軸です。朝陽館は江戸時代には将軍御殿地とされていた場所に明治19年(1886)に建てられ、幼い両皇女の避暑に利用されました。明治26年(1893)に敷地とともに宮内省に買い上げられて御用邸となりましたが、この画はそれ以前に描かれた貴重なものです。
 邸内で侍女らとともに畳に座る女児が常宮、庭で侍女に抱きかかえられている女児が周宮と思われます。南画家の村田香谷により描かれたこの掛軸は、昭憲皇太后(明治天皇の皇后)の御遺物として、両皇女の御養育掛であった佐々木高行の娘・加賀美繁子の手に渡ったことが、箱書からわかります。
画像二次利用条件 CC BY-NC-ND(表示-非営利-改変禁止)画像
リンク 栃木県立博物館HP