県内文化資源詳細

戊辰戦記絵巻物

代表画像
戊辰戦記絵巻物
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戊辰戦記絵巻物
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項目 内容
文化資源区分 絵画 / 日本絵画(明治時代以降)
名称 戊辰戦記絵巻物
所在地 栃木県宇都宮市睦町2-2
所有者/管理者 栃木県立博物館
公開状況 施設にお問い合わせください
概要  慶応4年(1868)1月の鳥羽伏見の戦いにはじまる戊辰戦争について、その事績を記録するため、五條為栄・林友幸両子爵の計画により6年をかけて作成された絵巻物です。完成後の明治22年(1889)に宮中に献上されましたが、その後副本をもとに同24年に保勲会により印刷され、会員に頒布されました。
 本資料の形状は折帖で、戊辰戦時に東征大総督をつとめた有栖川宮熾仁親王、奥州征討総督をつとめた小松宮彰仁親王の揮毫が収められています。画は歌川国芳門人の門人だった松岡緑堂(生没年不詳)、戦記編纂として野口雨情の叔父に当たる野口勝一(1848~1905)の名が記載されています。前後編からなり、当館所蔵のものは前編で鳥羽伏見の戦いに始まり征討大将軍仁和寺宮による節刀返上の場面に終わっています。
画像二次利用条件 CC BY-NC-ND(表示-非営利-改変禁止)画像
リンク 栃木県立博物館HP