県内文化資源詳細
民00719「ミミダレサマ」(椀の蓋)
項目 | 内容 |
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文化資源区分 | 民俗資料(有形・無形) / 民俗資料(有形) |
名称 | ミミダレサマ(椀の蓋) |
名称よみ | みみだれさま(わんのふた) |
所在地 | 栃木県宇都宮市睦町2-2 |
市町等 | 宇都宮市 |
所有者/管理者 | 栃木県立博物館 |
公開状況 | 施設にお問い合わせください |
概要 | 神仏に奉納されるものは、祈りや願いを形にしたものも多く見られます。 耳に関する不調には、椀や石にまで穴を開けて、耳をかたどった奉納物があります。 この資料は、耳垂れ(中耳炎など)の平癒祈願のため、鹿沼市中粕尾の双体道祖神に供えてあったものです。椀の蓋に穴が開けられ、耳を模していると思われます。ほかに、大田原市にも同じように椀の蓋に穴を開け、麻紐などを通し、連ね、耳垂れも含めた病気平癒を願って奉納された例もあります。 しかし、井戸や便所やのぞき穴などが特別な場所や接点と感じられているようなほかの事例を考え合わせると、耳というだけでなく、穴にも特別な意味や観念が想定されているようにも思えます。 |
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リンク | 栃木県立博物館HP |