県内文化資源詳細

下野国分寺跡出土の郡名が書かれた文字瓦

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下野国分寺跡出土 郡名が書かれた文字瓦

項目 内容
文化資源区分 考古資料 / 考古資料
名称 下野国分寺跡出土の郡名が書かれた文字瓦
名称よみ しもつけこくぶんじあとしゅつどのぐんめいがかかれたもじがわら
所在地 栃木県宇都宮市睦町2-2
所有者/管理者 栃木県教育委員会
公開状況 施設にお問い合わせください
概要 下野国分寺は、741(天平13)年の聖武天皇による国分寺の建立の詔によって全国60数か所建立されたうちの1つです。資料は古代下野国の郡名が記された文字瓦です。上の資料は那須郡の「那」の文字、右の資料は都賀郡の「都」、左の資料は安蘇郡の「安」を示しています。生産地は佐野市の三毳山麓窯跡群で、ヘラ状の工具で焼成前に文字が記されています。他にも当時存在した9郡を示す文字瓦がすべて確認されており、各郡に瓦の生産が課されていたことが窺えます。
時代:奈良時代~平安時代
法量:上 縦13.8cm、右 縦10.2cm、左 縦10.6cm
画像二次利用条件 CC BY-NC-ND(表示-非営利-改変禁止)画像
リンク 栃木県立博物館HP