県内文化資源詳細

サン=タドレスの海岸

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サン=タドレスの海岸

項目 内容
文化資源区分 絵画 / 洋画(西洋絵画含む)
名称 サン=タドレスの海岸
名称よみ さん=たどれすのかいがん
所在地 栃木県宇都宮市桜4-2-7
市町等 宇都宮市
所有者/管理者 栃木県立美術館
公開状況 施設にお問い合わせください
アクセス方法 JR宇都宮駅、または東武宇都宮駅より関東バス「作新学院・駒生行き」で15分、「桜通り十文字」バス停下車。バス停から徒歩2分。
概要 クロード・モネ《サン=タドレスの海岸》
1864年
油彩 カンヴァス
30.6x69.5cm

 今や印象派の代名詞となっている《印象・日の出》を描いたモネは、名実ともに印象派を代表する画家として知られています。1874年には、フランス政府の主催する官展、サロン・ド・パリに反発した画家たちによる「印象派展」の立ち上げに寄与し、その後の印象派の展開を牽引しました。
 《サン=タドレスの海岸》は、1864年、モネが24歳の頃の作品です。この時、モネは本格的な絵の勉強を始めたばかりで、サロンへの出品も意欲的に行っていました。本作はサロンの出品作のために描かれた小型の習作であり、故郷のル・アーブルに帰郷した際に、近郊の観光地サン=タドレスの海辺で描きあげられたものと考えられます。移りゆく空の様子や揺らめく水面に反射する光の表現は、10年後に誕生する「印象派・モネ」を予感させるようです。
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