県内文化資源詳細
日本橋浜町河岸
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 文化資源区分 | 絵画 / 洋画(西洋絵画含む) |
| 名称 | 日本橋浜町河岸 |
| 名称よみ | にほんばしはまちょうかし |
| 所在地 | 栃木県宇都宮市桜4-2-7 【Google Maps】 |
| 市町等 | 宇都宮市 |
| 所有者/管理者 | 栃木県立美術館 |
| 公開状況 | 施設にお問い合わせください |
| アクセス方法 | JR宇都宮駅、または東武宇都宮駅より関東バス「作新学院・駒生行き」で15分、「桜通り十文字」バス停下車。バス停から徒歩2分。 |
| 概要 | 石川寒巌《日本橋浜町河岸》 1910 (明治43) 年 カンヴァス 油彩 41.1×27.4cm 早くから文学や美術への興味を抱いていた石川寒巌は、大田原中学校卒業の半年後には、憧れの東京へ向けて出発した。当初は東京美術学校への入学を希望したようだが、結局かなわず、また病も得て、1年足らずで帰郷する ことになった。しかし、太平洋画会研究所などに通い、絵画の勉強を本格化させた時期でもある。 本作品は、この上京時に制作された油彩画で、いわば南画家として活躍を始める前の青年期の作品である。印象派風の表現で、夕暮れ時の隅田川の川面をとらえる。まだ20歳の青年にとり、単身での東京生活は期待と不安に満ちたものだったに違いない。隅田川の河岸を歩いては、郷里の父母を思い出していた様子が日記に残されている。そんな情景を思い起こさせる作品である。 |
| 画像二次利用条件 | 著作権なし-契約による制限あり |
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