県内文化資源詳細

写生

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写生

項目 内容
文化資源区分 絵画 / 洋画(西洋絵画含む)
名称 写生
名称よみ しゃせい
所在地 栃木県宇都宮市桜4-2-7 Google Maps
市町等 宇都宮市
所有者/管理者 栃木県立美術館
公開状況 施設にお問い合わせください
アクセス方法 JR宇都宮駅、または東武宇都宮駅より関東バス「作新学院・駒生行き」で15分、「桜通り十文字」バス停下車。バス停から徒歩2分。
概要 刑部人《写生》
1961(昭和36)年
カンヴァス、 油彩
112.7x145.0cm
 刑部人は、現在の栃木市都賀町に生まれました。東京美術学校在学中に帝展に入選するなど早くから頭角をあらわし、帝展、文展を中心に作品を発表します。この頃の刑部は、師である和田英作の影響のもと、裸婦像などの人物画を多く描いていました。
 終戦の翌年、1946年からはじまる画家・金山平三との写生旅行において、刑部は風景画家として花開きます。日本津々浦々を巡り歩いて描いた風景画の数々は、今でも多くの人に愛されています。
 《写生》は、奥日光・光徳牧場で描かれたものです。初夏のまぶしい木漏れ日の中で、ひとりの男性が筆を走らせています。この男性は、日光への写生に同行していた画家・荒明実で、東京美術学校時代の同級生でもありました。その奥には、放牧された牛が草を食む様子が描かれ、この場所が牧場であることを思い出させてくれます。
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