県内文化資源詳細

奥入瀬秋色

代表画像
奥入瀬秋色

項目 内容
文化資源区分 絵画 / 洋画(西洋絵画含む)
名称 奥入瀬秋色
名称よみ おいらせしゅうしょく
所在地 栃木県宇都宮市桜4-2-7 Google Maps
市町等 宇都宮市
所有者/管理者 栃木県立美術館
公開状況 施設にお問い合わせください
アクセス方法 JR宇都宮駅、または東武宇都宮駅より関東バス「作新学院・駒生行き」で15分、「桜通り十文字」バス停下車。バス停から徒歩2分。
概要 刑部人《奥入瀬秋色》
1976(昭和51)年
カンヴァス、 油彩
91x116.5cm

 激しく動き回る絵筆が、無数のタッチ (筆触)とストローク(反復または同一方向への筆の動きによって生み出された線状の形)を生み出している。それらのタッチとストロークは長短さまざまであり、その向かう方向もばらばらであるかに見える。色彩もきわめて多様であり、黄色、オレンジ色、褐色、緑色といった画面の主調を成す色彩に混じって、濃淡の青色が全体をひきしめている。さらに注意深く作品を見ると、タッチやストロークそのものの中にも色彩の濃淡や、薄く絵具の塗られた部分と、濃く塗られた 「たまり」 のような部分があることに気づくだろう。
 「絵を描く」ということは、こうした多様な要素を総合的にコントロールすることであるが、刑部人という画家 は、その点で豊かな才能に恵まれていた。多くの作品で自然の風景を描いている。
画像二次利用条件 著作権あり
リンク 栃木県立美術館ホームページ
リンク 県立博物館・美術館に行こう!ワンコイン1日乗車券