県内文化資源詳細

ベぼうの木

代表画像
ベぼうの木

項目 内容
文化資源区分 絵画 / 洋画(西洋絵画含む)
名称 ベぼうの木
名称よみ べぼうのき
所在地 栃木県宇都宮市桜4-2-7 Google Maps
市町等 宇都宮市
所有者/管理者 栃木県立美術館
公開状況 施設にお問い合わせください
アクセス方法 JR宇都宮駅、または東武宇都宮駅より関東バス「作新学院・駒生行き」で15分、「桜通り十文字」バス停下車。バス停から徒歩2分。
概要 小杉放菴《ベぼうの木》
1910(明治43)年
カンヴァス、油彩
60×45cm

 日光生まれの小杉放菴は五百城文哉に師事し洋画家として出発した。そのころは未醒と名乗っていた。酒の酔いから未だ醒めずという意味の雅号である。放菴は後に日本画を主とするようになってから名乗った。当館では小杉未醒時代の作品も「放菴」名で統一して表示している。
 この作品は雑誌 『方寸』 の仲間たちと長野に旅行した 際に取材したもの。 現在の長野県上田市大屋町の千曲川のほとりの風景である。作品名の「べぼうの木」 とあるのは杜松(ねず)のこと。「ネズミサシ」や「ムロ」といった別名もある。上田市周辺では常緑でとげのような葉をもつ
この木を「へぼ松」とか「べぼうの木」と呼んでいたという。
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