県内文化資源詳細
富嶽全図巻
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 文化資源区分 | 絵画 / 日本絵画(江戸時代以前) |
| 名称 | 富嶽全図巻 |
| 名称よみ | ふがくぜんずかん |
| 所在地 | 栃木県宇都宮市桜4-2-7 【Google Maps】 |
| 市町等 | 宇都宮市 |
| 所有者/管理者 | 栃木県立美術館 |
| 公開状況 | 施設にお問い合わせください |
| アクセス方法 | JR宇都宮駅、または東武宇都宮駅より関東バス「作新学院・駒生行き」で15分、「桜通り十文字」バス停下車。バス停から徒歩2分。 |
| 概要 | 小泉斐《富嶽全図巻》 1801-05(寛政13-文化2)年頃 紙本着色 34.3×1008.1cm 江戸時代には庶民の間にも富士登山が広まった。とはいえ標高3776メートルの高峰に登ることは一大事である。 そこで江戸市中の富士山の見える場所には富士塚と呼ばれる小さな丘が築かれ、多くの人々はそこで疑似的な登拝を行った。 1795(寛政7)年、近江日野からの帰途、小泉斐は富士山麓で水戸藩の一行と出会い、ともに富士山頂をめざすことになった。一行は登頂に成功し、斐は登山途中に目にした光景や山頂の克明なスケッチを描いた。それを後に清書した絵巻が本作品である。絵巻中の一点一点の風景画からは、実際に登った者でなければ表現できない臨場感が伝わってくる。日本絵画史上特筆すべき作品である。 |
| 画像二次利用条件 | 著作権なし-契約による制限あり |
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