県内文化資源詳細
古田土雅堂《地下鉄の雑踏》
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 文化資源区分 | 絵画 / 洋画(西洋絵画含む) |
| 名称 | 古田土雅堂《地下鉄の雑踏》 |
| 名称よみ | ちかてつのざっとう |
| 所在地 | 栃木県宇都宮市桜4-2-7 【Google Maps】 |
| 市町等 | 宇都宮市 |
| 所有者/管理者 | 栃木県立美術館 |
| 公開状況 | 施設にお問い合わせください |
| アクセス方法 | JR宇都宮駅、または東武宇都宮駅より関東バス「作新学院・駒生行き」で15分、「桜通り十文字」バス停下車。バス停から徒歩2分。 |
| 概要 | 古田土雅堂《地下鉄の雑踏》 1923(大正12)年 カンヴァス 油彩 96x70cm 地下鉄の構内を高い場所から見下ろしている。両側に車両が入り、プラットフォームは乗降する人々で埋め尽くされている。群集の表現方法は特異である。顔の描かれている人物はほとんどおらず、手足さえ明瞭でない。まるでエノキ茸の株が風に揺れているようだ。 古田土は現在の茂木町に生まれた。東京美術学校で学んだ日本画家であったが、26歳で渡米し、ニューヨークの森村ブラザーズに勤務した。日本 で製造し、主としてアメリカに輸出する陶器の絵付けデザインを数多く制作している。一方、当時ニューヨーク在住の国吉康雄、清水登之、石垣栄太郎らとも親交を結んだ。 年長であり経済的にも安定していた古田土はその中心的人物のひとりとして活動していたようだ。油彩画の作例はきわめて少ないが、未来派に呼応するかのような大胆な作風を示している。 帰国後は、現在の県立美術館にほど近い下戸祭に、アメリカから輸入した組立住宅を建設して住んでいた。現在は、道の駅もてぎ(茂木町)内に移築されている。 |
| 画像二次利用条件 | 著作権なし-契約による制限あり |
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