県内文化資源詳細
ニューヨーク、夜のチャイナタウン
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 文化資源区分 | 絵画 / 洋画(西洋絵画含む) |
| 名称 | ニューヨーク、夜のチャイナタウン |
| 名称よみ | にゅーよーく、よるのちゃいなたうん |
| 所在地 | 栃木県宇都宮市桜4-2-7 【Google Maps】 |
| 市町等 | 宇都宮市 |
| 所有者/管理者 | 栃木県立美術館 |
| 公開状況 | 施設にお問い合わせください |
| アクセス方法 | JR宇都宮駅、または東武宇都宮駅より関東バス「作新学院・駒生行き」で15分、「桜通り十文字」バス停下車。バス停から徒歩2分。 |
| 概要 | 清水登之《ニューヨーク、夜のチャイナタウン》 1922(大正11)年 カンヴァス 油彩 91x116.7cm 下都賀郡国府村(現在の栃木市)に生まれ、20歳で渡米した清水登之が、1920年代のニューヨークの夜をイキイキと描いた傑作。禁酒法時代のチャイナタウンの夜、さまざまな人間のドラマが繰り広げられている。 画面の中央は今しも乗り合いバスが到着したところだ。楽師たちが演奏で迎えている。店の前にはメニューを品定めする男女。画面右手では何か騒ぎが起きている。強盗か無銭飲食か、逃げる車を追う人々の姿が見える。暗い画面に目をこらすと、愉快なエピソードがぎっしりと詰め込まれているのに気づくだろう。 画面左下では、禁酒法時代にもかかわらず酔っ払いが往来で大の字になって寝ているが、そこに警官が近づいてくる。いかにも登之らしい語り口が笑いを誘う。 庶民の日々の暮らしをユーモアとペーソスにあふれた視線で描き出すこうした作風は、ジョン・スローンをはじめとするアメリカン・シーンの画家たちの影響が認められよう。登之は生涯「生活者の視線」をその制作の基本としていた。 |
| 画像二次利用条件 | 著作権なし-契約による制限あり |
| リンク | 栃木県立美術館ホームページ |
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