県内文化資源詳細

地に生きる

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地に生きる

項目 内容
文化資源区分 絵画 / 洋画(西洋絵画含む)
名称 地に生きる
名称よみ ちにいきる
所在地 栃木県宇都宮市桜4-2-7 Google Maps
市町等 宇都宮市
所有者/管理者 栃木県立美術館
公開状況 施設にお問い合わせください
アクセス方法 JR宇都宮駅、または東武宇都宮駅より関東バス「作新学院・駒生行き」で15分、「桜通り十文字」バス停下車。バス停から徒歩2分。
概要 清水登之《地に生きる》
1930(昭和5)年
カンヴァス 油彩
112.1×145.5cm

 20年間に及ぶ外国生活を終えて帰国した清水登之は働く人、とりわけ農民の姿を堂々とした姿で描くようになる。この作品でも日陰で休息する母子の姿が大きく描かれている。背景にはいかにも北関東らしい平地が広がり、農夫が耕作に励んでいる。強い陽ざしと涼しげな木陰がくっきりと対比されているが、雲一つない空の青と大地の鮮烈な赤の対比にも目を奪われる。 同じ年に描かれた 《地に憩う》と同一のサイズ、似た題名である。2点の作品が描かれた1931年の4月から、画家は読売新聞に連載された住井すゑの「大地にひらく」という小説の挿絵を担当しており、作品のテーマや作品名にはその影響もうかがわれる。
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