県内文化資源詳細

難民群

代表画像
難民群

項目 内容
文化資源区分 絵画 / 洋画(西洋絵画含む)
名称 難民群
名称よみ なんみんぐん
所在地 栃木県宇都宮市桜4-2-7 Google Maps
市町等 宇都宮市
所有者/管理者 栃木県立美術館
公開状況 施設にお問い合わせください
アクセス方法 JR宇都宮駅、または東武宇都宮駅より関東バス「作新学院・駒生行き」で15分、「桜通り十文字」バス停下車。バス停から徒歩2分。
概要 清水登之《難民群》
1941(昭和16)年
カンヴァス 油彩
162.1×130.3cm

 皿や鉢、石油缶などを手にした群集が描かれている。多くはこちらに向かって来るようだが、反対方向に向かう者もいる。人々の顔は仮面のようで、そこには何の感情を読みとることもできない。抑えられた色彩によって描かれた群衆は、手にした皿の円形とともに単純化された形態として画面の中を揺れ動いている。描かれた人々と彼らを描く画家、両者の感情をあえて度外視して画面を構成しているかのようだ。
 1930年代から40年代にかけて、清水登之は難民に深い関心を抱いていた。陥落直後の南京で難民居住区を訪れて人々の姿をスケッチしてもいる。従軍画家としてしばしば戦地に渡った登之であるが、困難な状況に置かれた人々に対する想像力を失ってしまうことはなかった。日中戦争のさなか、 苦しい生活を送る難民への共感を描いた大作。
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