県内文化資源詳細
項目 | 内容 |
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文化資源区分 | 工芸品 / 工芸品 |
名称 | 塩釉象嵌縄文壺 |
名称よみ | しおぐすりぞうがんじょうもんつぼ |
所在地 | 栃木県宇都宮市桜4-2-7 |
市町等 | 宇都宮市 |
所有者/管理者 | 栃木県立美術館 |
公開状況 | 施設にお問い合わせください |
アクセス方法 | JR宇都宮駅、または東武宇都宮駅より関東バス「作新学院・駒生行き」で15分、「桜通り十文字」バス停下車。バス停から徒歩2分。 |
概要 | 島岡達三《塩釉象嵌縄文壺》 1981(昭和56)年 陶 35.0x27.5 端正な形の壺を、鮮やかなコバルトブルーの文様が覆っています。この鮮烈な美しさは、二つの技法によって生み出されています。一つは島岡が考案した「縄文象嵌」技法。生乾きの壺に、組紐を転がして縄目のくぼみを付け、素地と異なる色の土を埋め込み、文様をあらわします。 もう一つの技法は「塩釉」。割った竹に塩をのせ、高温の窯の中に竹を差し込んで塩をまきます。塩は炎と化合してガラス質の膜となり、釉薬の発色に艶を与え、器に付着するのです。 島岡達三は、東京都港区に三代続いた組紐師の家に生まれました。18歳の頃に、日本民藝館で出会った民芸の美に惹かれ、1946年より濱田庄司に師事しました。50年に栃木県窯業指導所に就職し、古代土器の複製製作をきっかけに、父の組紐にも着想を得て技を磨き、96年、重要無形文化財「民芸陶器・縄文象嵌」保持者に認定されました。 |
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