県内文化資源詳細

初夏の風

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初夏の風

項目 内容
文化資源区分 絵画 / 版画
名称 初夏の風
名称よみ はつなつのかぜ
所在地 栃木県宇都宮市桜4-2-7 Google Maps
市町等 宇都宮市
所有者/管理者 栃木県立美術館
公開状況 施設にお問い合わせください
アクセス方法 JR宇都宮駅、または東武宇都宮駅より関東バス「作新学院・駒生行き」で15分、「桜通り十文字」バス停下車。バス停から徒歩2分。
概要 川上澄生《初夏の風》
1926(大正15)年
紙、木版多色刷
22.8×35cm

かぜとなりたや はつなつの
かぜとなりたや
かのひとの まへにはだかり
かのひとの うしろよりふく
はつなつの はつなつの
かぜとなりたや

 宇都宮で英語教師をする傍ら、版画家として多くの作品を生んだ川上澄生の代表作、《初夏の風》。川上澄生のうたった恋の詩が刻まれ、見る人の心にも一筋の風が吹くような気持ちにさせる作品です。突然の風に驚いたように帽子とスカートを押さえる女性、その周りを舞い踊るように吹く緑色の風は、人のような形をしています。詩にあらわされたとおり、風は女性の前に後ろに吹いており、淡い色でありながら力強いその姿は、抑えがたい恋心を表現しているようです。周囲にしげる新緑の木々も、芽生えた恋への期待感や喜び、生命感を演出しています。
 《初夏の風》は1926年に第5回国画創作協会展に出品されました。今では世界的な版画家として知られる棟方志功は、そこでこの作品に出会い、自らも版画家になることを決めたと言います。
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