県内文化資源詳細

武蔵野図蒔絵文台

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文台
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項目 内容
文化資源区分 工芸品 / 工芸品
名称 武蔵野図蒔絵文台
名称よみ むさしのずまきえぶんだい
所在地 日光市中宮祠2482
市町等 日光市
所有者/管理者 日光二荒山神社
公開状況 施設にお問い合わせください
最新公開情報 栃木県立博物館「近代皇室と栃木~とちぎ御用邸ものがたり~」(2023年10月7日(土)~11月26日(日))にて展示中
概要  本資料は、日光二荒山神社に大正天皇の御遺物として硯箱料紙箱とともに下賜された文台である。
 天板に施された蒔絵は、歌枕の武蔵野を表している。黒漆塗の文台で左右端には筆返しを設け、銀粉蒔絵による左上方に満月を縁に金粉をわずかに散らすことで光暈を表している。右下方から左方にかけて黒漆の引き描きにより薄の葉を、極小粒の真珠を散らして夜露を表現している。
 金具を一切排しており、一見、装飾を押さえた質素な調度品に見えるが、実は繊細な意匠性を具え、洗練された漆工技法を駆使した品格の高い作品である。
画像二次利用条件 著作権あり
リンク 日光二荒山神社宝物館