県内文化資源詳細

オボッキ(産着)

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民03679「オボッキ」
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民03679「オボッキ」(アップ)
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民03679「オボッキ(産着)」(表)
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民03679「オボッキ(産着)」(背)
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項目 内容
文化資源区分 民俗資料(有形・無形) / 民俗資料(有形)
名称 オボッキ(産着)
名称よみ おぼっき(うぶぎ)
所在地 栃木県宇都宮市睦町2-2
市町等 宇都宮市 / 日光市
所有者/管理者 栃木県立博物館
公開状況 施設にお問い合わせください
概要  生まれたばかりの赤子に着せる肌着で、いわゆる産着(うぶぎ)です。前がはだけないように付紐で結びます。
 本資料は日光市湯西川で使われたもので、当地では産着は赤子が産まれる前に用意するものではないといわれました。したがって、本資料は子が産まれてから、姑が作ったものです。背には、背守りとしてベロを付け、虫切りに効力があるというカラビッコ(山繭)が縫い付けてあります。
 子が生まれるとまず、大黒柱、囲炉裏(いろり)のカギツルシ、犬に、こうした産着を着せるまねをしたといいます。赤子がこれから過ごす世界の要である場所や、子の無事な成長が願われる犬にあやかろうとしたのでしょう。
画像二次利用条件 CC BY-NC-ND(表示-非営利-改変禁止)画像
リンク 栃木県立博物館