県内文化資源詳細

大日本帝国日光山一覧全図

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大日本帝国日光山一覧全図

項目 内容
文化資源区分 歴史資料 / 歴史資料
名称 大日本帝国日光山一覧全図
名称よみ だいにほんていこくにっこうさんいちらんぜんず
所在地 栃木県宇都宮市睦町2-2 Google Maps
市町等 宇都宮市
所有者/管理者 栃木県立博物館
公開状況 施設にお問い合わせください
概要  明治26(1893)年発行の日光案内の銅版画で、鮮やかな三色刷りです。以下のような要素から、多分に観光客、特に外国人向けであることがわかります。
 ひとつには、図中の名称にそれぞれ番号が附されており、それに対応する英訳が左下に一覧になっていること。ふたつには、真景図を囲んで周囲には、歌ヶ浜、中宮祠湖(中禅寺湖)、華厳滝、中ノ茶屋(いろは坂の名所)のような景勝地が個別に描かれていること(それらにも英訳を併記)です。当時の日光は、渋沢栄一らの尽力により明治23(1890)年に日光線が開通し、外国人や避暑客が盛んに訪れる保養地となっていたことを背景に、国内でも有数の観光地となっていました。
 またこの図の左下には「保晃会本局」、その少し右には「朝陽館」という名称が見えます。「保晃会」は、明治維新によって幕府の庇護を失い、さらには廃仏毀釈で荒廃してしまった日光において、社寺の保全や修復、景勝の保護などを目的として組織された民間団体で、地元の有望家のほか、渋沢栄一なども協力していました。「朝陽館」は現在の輪王寺本坊に当たる場所で、当時は皇族などが利用する旅館として機能していました。明治26(1893)年に宮内省により買い上げられて日光御用邸となり、戦中まで利用されました。
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