県内文化資源詳細

足尾町商業案内便覧図

代表画像
足尾町商業案内便覧図(表)
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足尾町商業案内便覧図(裏)
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項目 内容
文化資源区分 歴史資料 / 歴史資料
名称 足尾町商業案内便覧図
名称よみ あしおまちしょうぎょうあんないびんらんず
所在地 栃木県宇都宮市睦町2-2 Google Maps
市町等 宇都宮市
所有者/管理者 栃木県立博物館
公開状況 施設にお問い合わせください
概要  江戸時代から銅を産出し、明治初期に古河市兵衛によって再度採掘がはかられるようになった足尾銅山は、日本の近代化を支える産業拠点として隆盛し、大正年間に銅の産出量、人口ともにピークを迎えました。この地図が作成された大正5年(1916)には、鉱夫やその家族など38000人以上が居住し、栃木県内では宇都宮に次ぐ第2の都市として発展しました。足尾銅山では最先端の転炉や日本人の体格に合わせた削岩機(右下の写真)などを導入することで生産量を飛躍的に上げた一方で、急速な開発は大規模な森林伐採や公害を近隣農村や渡良瀬川流域にもたらし、田中正造らによって国会でも取り上げられ社会問題となりました。しかし、銅は近代産業には不可欠な汎用金属であり、古河財閥による足尾銅山の経営は戦後まで続いたのでした。
 この図では表面で坑口や精銅所、選鉱所など銅生産に関わる施設のほか、鉱夫の住宅なども描き込まれ、さらに張り巡らされた坑道も朱線で示されています。裏面は、当時足尾に立ち並んでいた商業施設の案内で、旅館、料亭や呉服店などが建ち並んでいた様子がわかります。なお、中央右端に掲載されている「小野崎写真館」は、足尾銅山の御用写真師として知られた小野崎一徳が営んでいた写真館です。
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