県内文化資源詳細
虎渓三笑山水図
虎渓三笑山水図
虎渓三笑山水図
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 文化資源区分 | 絵画 / 日本絵画(江戸時代以前) |
| 名称 | 虎渓三笑山水図 |
| 名称よみ | こけいさんしょうさんすいず |
| 所在地 | 栃木県宇都宮市睦町2-2 【Google Maps】 |
| 市町等 | 宇都宮市 |
| 所有者/管理者 | 栃木県立博物館 |
| 公開状況 | 施設にお問い合わせください |
| 概要 | 室町時代(16世紀)の作品です。作者の啓孫(生没年未詳)は、室町時代、京都から関東に本格的な水墨画の様式をもたらした祥啓の門人とされます。祥啓の画風を受け継ぎながらも、啓孫の筆遣いは個性的で、しつこく描き込まれた岩崖や、揺れるような衣の線が特徴的です。画題の虎渓三笑図は、以下のような中国・東晋時代の故事にもとづいています。廬山に住む慧遠法師は、戒律を固く守り、俗世との境界である虎渓の川を決して越えませんでした。ところが、友人の陶淵明と陸修静が来訪したある日のこと、帰る二人を見送り、歩きながら話に熱中し、いつの間にか川を渡っていました。それに気がついた三人は手を打って大笑いしたといいます。この三人は仏教・儒教・道教を象徴し、三教一致思想を示す逸話でもあります。 |
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