県内文化資源詳細
高久靄厓像稿
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 文化資源区分 | 絵画 / 日本絵画(江戸時代以前) |
| 名称 | 高久靄厓像稿 |
| 名称よみ | たかくあいがいぞうこう |
| 所在地 | 栃木県宇都宮市睦町2-2 【Google Maps】 |
| 市町等 | 宇都宮市 |
| 所有者/管理者 | 栃木県立博物館 |
| 公開状況 | 施設にお問い合わせください |
| 概要 | 高久靄厓(1796~1843)は、江戸時代後期に活躍した下野国出身の文人画家です。27~8歳の頃に江戸に上って谷文晁(1763~1840)に学び、特に山水画に画才を発揮しました。本作品は、同じ文晁門下の椿椿山(1801~54)によるものです。靄厓の三回忌追善のために、靄厓の弟子であった観専寺(宇都宮)の住職稲木黙雷(1801~75)が椿山に依頼した作品の画稿です。体はゆったりとした姿で簡単に表される一方、顔は毛や皴まで細密に描写され、陰影をつけて写実的に描かれています。たるむ頬や引き結んだ唇、光を帯びた眼差しに、親しくしていた椿山が知る靄厓の朴訥とした人柄をうかがわせます。飾り気ない画家の素顔を描き留めた逸品です。弘化2(1845)年制作。栃木県指定文化財。 |
| 画像二次利用条件 | CC BY-NC-ND(表示-非営利-改変禁止) |
| リンク | 栃木県立博物館HP |
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