県内文化資源詳細
瀟湘八景図
項目 | 内容 |
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文化資源区分 | 絵画 / 日本絵画(江戸時代以前) |
名称 | 瀟湘八景図 |
名称よみ | しょうしょうはっけいず |
所在地 | 栃木県宇都宮市睦町2-2 【Google Maps】 |
市町等 | 宇都宮市 |
所有者/管理者 | 栃木県立博物館 |
公開状況 | 施設にお問い合わせください |
概要 | 瀟湘八景は、中国湖南省の洞庭湖周辺の風光明媚な八通りの景観のことです。詩や絵画の主題となり、日本でも室町時代を中心に水墨画の画題として好まれました。その内容は、山市晴嵐(霞ただよう山里)・遠浦帰帆(帰る帆かけ舟)・漁村夕照(漁村の夕暮れ)・煙寺晩鐘(寺の鐘の音)・瀟湘夜雨 (夜の雨)・洞庭秋月(湖に浮かぶ月)・平沙落雁(砂浜に舞い降りる雁の群れ)・ 江天暮雪(積雪の山)です。瀟湘八景は八図で描かれることが多いですが、本作品は、時間や季節、天候の異なる八景の各モチーフを一幅の画面におさめる珍しい作品です。作者の詳細はわかっていませんが、画面に捺された印章は「利光」と読め、画風に阿弥派の影響が指摘されています。制作年代は、室町時代(16世紀)と推定されます。 |
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